熊本地震により被害を受けられた皆様へ
去る4月14日に発生した「平成28年熊本地震」により、熊本県を中心とした強い地震により甚大な被害が生じました。犠牲となられた方々のご冥福を心からお祈りしますとともに、被害に遭われた方々に対し心からお見舞い申し上げます。
今回の地震により、ボイラー及びクレーン等性能検査の実施が困難となる場合等がございましたら、当協会の事務所へご相談いただきますようお願い申し上げます。
※地震後の点検等につきまして、地震等災害後の点検チェックリストを作成しておりますのでご活用下さい。
(1)ボイラー及び第一種圧力容器
ボイラー及び圧力容器安全規則においては、法令で地震後の点検が義務づけられてお
りませんが、過去の大きな地震において様々な不具合が発生しております。過去の地震
において不具合が多かった部分について、地震後における点検チェックリストを作成し
ております。
http://www.bcsa.or.jp/kensa/youshiki/post-3.html
(2)クレーン、移動式クレーン、エレベーター及びゴンドラ
クレーン等安全規則第37条で、震度4以上の地震後クレーン作業を行うときには、あ
らかじめクレーンの点検を実施することが義務づけられています。
クレーン等安全規則(抜粋)
(暴風後等の点検)
第37条 事業者は、屋外に設置されているクレーンを用いて瞬間風速が毎秒30メート
ルをこえる風が吹いた後に作業を行うとき、又はクレーンを用いて中震以上の震度の地
震の後に作業を行うときは、あらかじめ、クレーン各部分の異常の有無について点検を
行わなければならない。(中震以上の震度の地震とは、震度4以上の地震をいうものであ
る。)
http://www.bcsa.or.jp/kensa/youshiki/post-3.html
平成28年4月28日
公益社団法人ボイラ・クレーン安全協会