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移動式クレーン

性能検査は、移動式クレーンの各部分の構造及び機能について点検を行うほか、荷重試験を行います。
荷重試験は、移動式クレーンに定格荷重に相当する荷重の荷をつって、つり上げ、旋回、走行等の作動を定格速度により行います。

  1. 性能検査を受けるときは、当該検査を受ける移動式クレーンについて清掃及び整備を行うとともに、荷重試験のための荷及び玉掛用具を準備して下さい。
  2. 検査証、定期自主検査の記録(過去3年間分)、設置報告書等関係書類等を用意するとともに、検査当日に運転する者は移動式クレーン運転士免許証等、玉掛作業を行う者は玉掛技能講習修了証を携帯して下さい。
  3. 検査を整備工場等に依頼するときは、必ず委任状を提出して下さい。
  4. 水平堅固な地盤を有し、かつ、伸縮時、起伏時あるいは旋回時にジブ等が隣接する家屋、公道及び電線等に接触することのないよう、十分な広さを有する場所に移動式クレーンを準備して下さい。
  5. 検査当日、検査場所に当該移動式クレーンに係る全ての継ぎジブ、フック等が準備できない場合は、できるだけ検査前日までに当該継ぎジブ、フック等の部分確認(残り部材の確認)を受けて下さい。(この場合、性能検査手数料の他に部分確認(残り部材の確認)を行う手数料がかかります。)
  6. ジブが油圧により伸縮する型式のものであって、補助ジブを有するものは、補巻の運転試験は補助ジブを装着して実施します。
  7. 詳しいことは、性能検査の実施前に打ち合わせを行ないます。

※ その他の性能検査に関する事項